ショートパットはスコア安定に直結する大事な項目です。
今まで悩んでいた人はぜひ参考にしてみてください。
きっと寄せワン回数が増え、パット数が減少してより楽しくゴルフができるはずです!
ショートパットを安定させるコツ
プロ、アマチュア問わずショートパットはスコアを安定させる大変重要な要素です。
しかしショートパットを苦手にしている人は多く、スコアがまとまらずに苦労している人もたくさんいます。
ショートパットを成功させるコツ、それは
フェースのスイートスポットにボールをセットし、インパクトでその位置にもどすだけ
テークバックをどこに引くとかは考えず、テークバックのテークバックの最中もボールとフェースがくっついていた
ところに意識を集中させ、そこに戻すようにするのです。
ヘッドをまっすぐ後ろに引こうとするとヘッドに意識が行き、それにともなって頭もテークバック時に動く原因になります。
ショートパットで大事なのは、頭(首の付け根)はそのままの位置で、肩の回転(上下動)によってインパクトポイントに
正確にヘッドのスイートスポットが戻ってくれば、ボールは直進し、カップの向こう側の壁に当たるように吸い込まれます。
私はこの方法をPGAツアープロに帯同されていたプロを教えているコーチに教わり、劇的にパット数が減りました。
ポイントは首の後ろ部分を支点にして、両肩とグリップを結んだ三角形(両肘を入れると五角形)を崩さずに両肩を上下させるだけです。
このときの注意点は首の後ろの支店部分と腰の位置を動かさないということです。この2か所が固定されていれば、ヘッドのスイートスポットがボールの赤道にもどってくれば必ずボールは正確に直進します。この2か所が動いていないかは自分で判断するのは難かしく、スマホスタンドでスマホ撮影してチェックするのが有効です。
またショートパットを外す原因の大きな割合を占めるのが、ボールがカップインしたかどうかが気になることによるヘッドアップです。
この動きは気を付けていないと無意識に出てしまうものなので、意識してインパクトの瞬間までそこを見ている必要があります。
カップインしたかどうかは耳で判断します。
ジョーダンスピースのように1mのショートパットはカップを見ながら打つのも一つの方法です。この方法を試してうまくいく人は、本番でも試してみるのもいいかもしれません。予想外に結構入ります。
さらに正確性を上げるには、よりボールの芯で当てるようにすることです。
具体的には打つ直前にヘッドをほんの少し持ち上げます。ボールの赤道(芯)とフェースの芯が
より近い位置まで持ち上げたら、さっきの要領でインパクトでフェースをボールの打点に戻すだけです。
プロのトーナメントの試合を見ていると、パターを打つ際にパターヘッドが画面にアップで映った時、構えてからスッとヘッドを一瞬浮かせてヘッドのスイートスポットをボールの赤道に合わせてから打つ光景をよく目にすると思います。
それでもショートパットが入らないとき
いろいろ試してもなかなかショートパットが入らない、安定しない、という方は以下の方法を試してみてください。
アドレスで右肩を上げて、両肩を水平に構える
ショット時のアドレスでは右肩が若干下がる構えが一般的です。
パターでは極端なダウンブローやアッパーブローに打ってしまうと毎回の再現性が低くなってしまいますので、
きるだけレベルブローに打て、直進性のあるボールを打てる構えを作っていくことが重要です。
それでも入らないときは、
クロスハンドグリップやクロウグリップを試してみてください。
プロでもグリップを変えて復活した選手はたくさんいます。
■クロスハンドグリップ
ジャックニクラウスでさえ、「クロスハンドグリップは試してみたかったグリップだ」と言ったほどで、
方向をつかさどる左手が主導し、右手による方向のあばれ(ひっかけや押し出しの動作)が
きるだけレベルブローに打て、直進性のあるボールを打てる構えを作っていくことが重要です。
それでも入らないときは、クロスハンドグリップやクロウグリップを試してみてください。
プロでもグリップを変えて復活した選手はたくさんいます。
あのジャックニクラウスでさえ、「クロスハンドグリップは試してみたかったグリップだ」と言ったほどで、方向をつかさどる左手が主導し、右手による方向のあばれ(ひっかけや押し出しの動作)が抑えられるPGAツアーでも良く使われているグリップです。
右手が悪さをして方向性が安定しない場合、イップスのようにショートパットにことさら不安を覚える状態の時は、グリップを変えることで方向性が改善されます。
■クロウグリップ
このグリップはショートパットでは有効ですが、ロングパットでは距離感が出しにくいため、ショートパットはクロウグリップ(左手主導で右手は添えるだけ)、ロングパットはオーバーラッピングで右手の距離感を生かして行っているプロもたくさんいます。