世の中にはさまざまな練習方法がたくさん存在します。
最短で上手くなるには、自分に合った練習方法を見つけ、習慣化して継続することが必要です。
スコアアップに直結する練習のコツがありますので、いくつかご紹介させていただきます。
どの練習方法も練習場で試していただければ効果の出る方法ばかりを症状別に厳選していますので、ぜひ試してみてください。
練習したからといって、100%出玉が矯正されているという実感を実践で持てるとは限りません。
プロのように1日1000球打つことができるようであれば、練習によって体へ覚えこませることができ、ラウンドでも自然とできるようになります。
実際にはそこまでできない方がほとんどだと思います。
このため、完全にはできないとしても、実践でうまく実行できるよう、ラウンドでの意識もセットで解説します。
・①症状(ミスショットの状況)
・②練習方法(矯正して体に覚えこませる)
・③ラウンド(実践での意識)
を順にセットで解説していきます。
練習によって、完全にマスターできなくでも、実践ラウンドで意識するだけで、思い通りの球筋に近づけるようになっていますので、参考にしてみてください。
①症状
アイアンがフックしてしまう
②練習方法
右手片手でハーフスイング
クラブが地面と平行までバックスイングし、フォローでクラブが地面と平行になるまでのハーフスイングを終始右手首の角度を保ったまま行います。
無意識に手首を返してしまう癖を矯正することができ、球筋が安定します。
③ラウンド
トップからの切り返しで、左かかとを地面に落とし(ここで捻転が一瞬生まれている状態)、右手首を返さずに角度を保ったままインパクト~フォローまでもっていきます。
左にいってしまうとOB、バンカー、斜面がある、など絶対に左に曲げたくないときに有効です。
パター練習
パター練習については、パターマットが一番ですが、少し工夫するとより実践的な練習が可能です。
・距離感を養う
通常のパターマットで絶妙な距離感の間隔を得ることができる練習方法があります。
ふつうにカップインさせるのではなく、カップイン直前で止める、という練習です。
ピンポイントで止めないと、ボールがカップインしてしまうので、絶妙な感覚を養うのにはうってつけの練習方法です。
・方向性を養う
方向性を養う練習とし
ては、マットの上にガラスのビンを置き、ビンをピンに見立てて打つことでシビアな方向性を身に付けることができます。
正確にビンの中心に打つことができれば、まっすぐ跳ね返りますが、少しでも中心からずれると左右に散らばって跳ね返ることになるため、一目瞭然です。